ボタンインコ マコちゃん 永眠
昨日の夕方、コバルトボタンの実(マコト)が永眠しました。
ネクトンにはちみつを少し混ぜたものを水で溶いて持っていったら、美味しそうに何度も飲んでくれました。もう食欲もなくて、痩せ細ってしまってたのに。
マコちゃん、13歳の女の子は、我が家に来てくれた雛ひなの時から、私に幸せだけを運んで来てくれました。
心臓が悪かったマコちゃん。何度も命の危機にさらされたけど、その度に驚異的な強さで回復してきたマコちゃん。獣医さんが匙を投げる程重篤だった時も、マコちゃんは自分の力だけで奇跡の回復を遂げました。そんなこともありました。
今回は遂に、その奇跡が絶えてしまいました。
マコちゃんが逝ってしまった。
悲しいです。
寂しいです。
マコちゃん、私の家に来てくれてありがとう。沢山たくさん、言葉では言い尽くせない位、家の中を明るく照らしてくれました。私を幸せにしてくれました。
虹の橋を渡った先の天国で、弟の楽くんと再会出来たかな。先にそちらへ行ったお友達にも会えた?
マコちゃん、安らかに。
自慢のおてんば娘でした。
イライラの伝染
いつもは仲の良い空松、ツナ松兄弟が、最近よく喧嘩をする。
喧嘩をする度に私は2羽の名前を呼んで、止めなさい止めなさいと仲裁する。そんな私は最近、誰かと喧嘩することはないけれど、知らず知らずの内に、仏頂面が板についていた。
繰り返される緊急事態宣言の延長とか、オリンピックとか、海外のコロナ事情とか紛争とか、暗いニュースにすっかり毒されて、心の中が荒んでしまっていたのだ。その様子が顔に表れ笑う機会も減り、気がついたらこんな仏頂面になっていた。
小鳥達の餌や水を取り替えて、いつものように朝のお世話をしながら、クチバシでド突き合っている空松とツナ松を抱っこしてみた。久しぶりのことだ。抱っこしながら「二人共喧嘩はしないで、仲良くしてね」と話しかけると、空松とツナ松は羽をパタパタっと広げて、甲高い声で「ピャッ」と鳴いた。これはうちのボタンズが、嬉しい時に見せてくれる仕草なのだけど、今朝はこれを久しぶりに見た気がする。それで私は、はっと気づいたんだ。自分が最近ずっと、仏頂面をしていたことに。
私の声音が柔らかくなって、ニコニコしだすと、ボタンズはいつもパタパタ、ピャッ、をしてくれる。空松とツナ松は、私が笑っているのを見て安心したのか、今日はその後、兄弟喧嘩をしていない。いつものように、仲良くリンゴやペレットを食べている。
そうか、私が笑えばいいんだ、と思った。もちろん、巣引きモードの時は、私が微笑んだって兄弟間に仲直りの波は来やしないけど、私の日々のイライラを敏感に察して、それが空松達にも移ってしまっていたのかも知れない。だとしたら、この家の空気を悪くしているのは、私なのだ。
緊急事態宣言下、平時には当たり前過ぎて振り返ることもなかった事を、私は知らぬ間に忘れてきている。笑うとか、思いやるとか、時には軽くボヤくとか。何だか全部忘れてこの1ヶ月、歯食いしばって、体に変な力が入ってた気がする。
小さな小鳥の喧嘩の仲裁をしながらふと、私自身が知らぬ間に失くしていた、気持ちの余裕のなさに気付かされた。そんな朝だった。
飼い主風邪をひく
ボタンズとウロコとセネガルの飼い主、先日風邪を引いた時のこと。
普段ならば「あ、風邪ひいちゃったよ」で済む話が、コロナ渦の昨今ではそうもいかない。4月のある金曜日の朝、目が覚めた時に感じた「強烈な喉の痛み」に、正直びっくりして一瞬うろたえました。「え、遂にわたしにも来たか?」と、半ば絶望的な気分さえ味わいました。心当たりはないとはいえ、変異株の不穏なニュースが勢いを増してきた4月のこと。わたしが住む町は、都内の、しかもコロナ激戦区(?)な訳です。
旅行にも外食にも行っていないし、飲みにも行っていないわたしだけど、「風邪で喉がこんなに痛くなるものか?」と思わずにはいられない程、強烈な喉の痛みなのです。そしてその日の午後から、声はほぼ出なくなりました。風邪もインフルも感染を逃れて久しい飼い主が、よりにもよってこんな時に風邪引きました。20年ぶりの出来事に本人が一番たまげ…。
熱は幸いなかったので、金曜の朝~翌週の月曜日まで家で寝ていました。でも、3日経っても相変わらず平熱をキープはするものの、喉の痛みと咳だけが激しさを増し、月曜の朝にはほぼ、まともな会話は不能という程に声が潰れてしまいました。唾を飲み込むのも痛い!
スマホで区のホームページを開き、「コロナ相談センター」を探しました。気分は重く、喉は痛くてたまらないのですが、このまま白黒つけずに不安だけを増長させるのはメンタル的に良くないと判断し、相談センターに電話しました。ニュースで見聞きする限りでは、何時間かけ続けてもつながらないって言ってたし、今日は電話がつながらなかった事でぐったり気疲れして終わるんだろうなと、初めから諦めモードでかけたんだけど
・・一発でかかりました。
電話口で相談センターの女性が、丁寧に親切に対応してくれました。わたしの場合、症状は喉の痛みと咳だけで、熱もなく、味や匂いも分かったのですが、慢性疼痛疾患というややこしい病気持ちだと伝えたせいか、とにかく一度病院で診てもらった方がいいということになり、近所の発熱外来をやっている病院を紹介してくれました。相談センターの担当さんには、「こんな時期なので、発熱外来も初めに電話をして頂いて、そこから更に診察にこぎつけるまでに数日かかるでしょうが、頑張りましょう」と言われました。彼女のやさしさに安堵して、「予約で数日待ちは当たり前なんだな」と心を決め、次に病院へ電話。電話口で症状を話すと病院のスタッフさんが「分かりました。今すぐ来てください」と言ってくれます。ええ?今すぐ診てくれるの?内心は喜びと驚きが入り混じってました。でもとにかく、午前中で診察時間が終わってしまうので、今すぐ来てくださいと再度言われ、時計を見たら間もなく午前11時。部屋着に薄手の上着を引っ掛けて、ダブルマスクで病院へ向かいました。
歩いて5分の近所の総合病院に、去年の春から発熱外来が併設されました。都内では珍しいことじゃないでしょうが、この病院でも当時、院内感染でクラスターが出たのでした。それで、対策に対策を重ねて、今は感染者こそ受け入れていないものの、PCR検査や発熱外来といった、コロナのサポート的な医療機関として頑張ってらっしゃる。わたしの知り合いの中には、「コロナが出た病院だから怖い」と言って毛嫌いする人もいるのだけど、普段から地域のかかりつけ病院としてお世話になっているわたしにとっては、こんな近くに検査が可能な病院があることは、大きな安心でしかなく。そしてわたしはその病院に、電話をしたその日に受け入れて貰ったのでした。
それで結果は、ホントにただの風邪、だったんです。
とはいえ、発熱外来ではPCR検査はやらず、とにかく肺炎を起こしていないことだけ確証してくれました。ただ喉は確かにひどいねと同情してくれて、喉の炎症止めやら総合感冒薬やらを5日分出してくれて、わたしは事なきを得たのでした。5日間ちゃんと薬を飲んで、それでも万が一風邪の症状が治まらない場合には、再度病院へ来てくださいと言われたけれど、わたしの喉の痛みもかすれた声も、5日の内にきちんと戻ってきました。
そんなこんながあって、わたしの風邪騒動が無事に終わる頃GWが始まったのだけど、始まったってステイホームの緊急事態宣言中の東京じゃ、何が出来るって訳じゃなし。家の中で相変わらずチクチク縫って過ごしていたのです。
(困った時のアマビエ頼み)
わたしが風邪ひいて声を失っていた頃、我が家の子供達は毎日不安そうな顔をしていました。姿形は見慣れたバアチャン鳥なのに、口を開けば声はガラガラで発声出来てない。「誰、このチト?」って顔で、日に何度も見られましたとも(泣)
一時的に声を失う以外に、子供達に不憫な思いをさせることがなくて、それだけが本当に良かった。布団の中で、最悪の時のことも考えて、インコの一時預かり所を本気で探してましたから。
風邪がすっかり良くなったら、食欲もすっかり戻ってきてしまい、ご飯が美味しい。コロナ太りの毎日…。最近鯖缶にハマってて。
裁縫に目覚める
今週のお題「おうち時間2021」
2020年から始まったおうち時間、わたしはすっかり「手芸人」になりました。
子供の頃から裁縫が大の苦手で、家庭科の成績なんかいつも最悪だったわたしが
・・やれば出来るもんだな てか
なんとなくやってみたら、どハマりした訳で。
今や堂々、わたしの趣味であります。
去年の今頃は、手作りマスクを増産しては知人、友人、ご近所へ配りまくり、
その後はバッグやら、ポーチなどの小物作りに奔走していました。
100均ショップへ行けば、棚からはぎれやマスクゴムばかりが売り切れ続出で、
わたしは手を出さなかったけど、横目でチラッと覗くと、ガーデニングやらDIYの棚もすっからかんだったのが、2020年春の、100均事情でした。そんな光景ばかりが残っています。生地やマスクゴムは、楽天やヤフーショップでも、一時手に入りにくかったですから。
調子に乗って色とりどりの生地やはぎれを買い集めていたら、
狭い部屋が更に狭くなって片づけも追いつかない事態に陥り、
去年の暮れ頃から殆ど生地も買い足さず、部屋の隅に山と積まれたはぎれを使って、パッチワークを始めました。これにまたドはまりして、ブックカバーやらバッグやら、思いつくままに作り重ねていました。
今はわたしの部屋は、狭いながらも色とりどりの収納小物に囲まれる結果となり、お気に入りの生地で作ったから当然、自分好みにカスタマイズされて、居心地の良さは確保できた訳です。
それでも日々、気分は重く、理由もないのになんとな~くな憂鬱感は常に残り・・。単にわたしがうつ体質だからってだけじゃなくて、コロナ渦が一年を過ぎた今も尚、終わりが見えないという現実を、日々突きつけられるからなんだろうな…と、ため息なんぞも出るのです。
長期化するストレスのせいで、心が燃え尽きてしまわないよう、気をつけなきゃいけませんね。
長引くステイホームで心に出てきた不調
コロナ騒動が始まってもう半年近く経つ。
毎朝目が覚めた瞬間から、憂鬱な気分が始まるようになった。
憂鬱は日を追うごとに重たくなっていって
最近では感情の起伏がなくなったなと感じている。
鬱々した気分が、日ごと酷くなっているせいだ。我ながら能面みたいな顔をしている。いやだな。
今朝、何気なく読んでいたスマホのニュースに、面白い記事を見つけた。
ある臨床心理士の言葉:
『人間関係や情報から遮断して、ひとりだけ隔離をするのは、第二次世界大戦の時にも用いられた、捕虜を洗脳する一番効果的な拷問なんですよ。』
なるほど拷問か~。
そうだよ、この状況、ステイホームとは言うけれど、つまり幽閉されてるのと同じ状態なんだ。だから精神的苦痛が日ごと増していく。まるで拷問みたいに。そうそう。
なんだかとても納得してしまった。
納得しただけじゃ、心が軽くなることはないんだけど、でも良き理解者に出会えたような気分になった。
そして、「置かれた環境は違うけど(私は就活生じゃないし)、みんな同じように重い心を持て余しているんだな」と、再認識出来た。
今朝読んで納得した記事です↑↑
今日はダラダラと一日を過ごさない為に、簡単なタイムテーブルを作って、時間を区切ってあれこれやってみた。マスクを縫っていても、時間になったら手を止めて、台所に立つ。そして料理を作る。食べたくても、食べたくなくても、ひとまず作っておく、といった風に。じゃないと、何もかもやりたくなくて、今の私はすぐ岩のように動かなくなってしまうから。
休憩を挟みまくりのタイムテーブルだけど、そこそこ充実感があった、今日は。新しいエコバッグも1つ、作れた。
今日が終わる。
コロナのせいで、非日常的なことが今や新たな日常になった。まだ全然慣れないし、やはりこれは拷問のようにしんどい状況だけど、明日もまた、自分の心が少しでも軽くなる方法を探して、試行錯誤していこう。
今日も沢山遊んでくれて、ありがとう小鳥たち。
おうち時間
お題「#おうち時間」
緊急事態が出て一か月余り。
思えば2020年って、始まった途端にコロナウィルスが勃発したのだった(正確には去年の12月30日か31日でしたか)。初めは中国の武漢で、その後ダイヤモンドプリンセス号で感染が爆発して。「目に見えないウィルスは、その内都内にも広がるんだろうな」とおぼろげには思ったものの、私にとってはまだどこか、他人事のようでした。
だから近くの川辺へ行って、野生のサギを見かけて思い切りテンションが上がったりしていました。マスクこそつけていたけど、私は毎春は花粉症で、この頃はいつもマスク着用で出掛けてるのです。
そしてこの二週間後、東京都で感染者数が爆発的に増えて行ったのでした。
春の日和に気が緩んで云々・・と、メディアや有識者の皆さんが盛んに言っていた頃です。私の気も緩んでました。
この外出を期に一転、強制的な引きこもり生活がスタートしました。もう一か月以上が経って、大分慣れた部分と、相変わらず退屈を隠せない部分とがごった混ぜな気分で日々を過ごしています。
空が青くて暖かければ、私だって外へ出たい。
(コロナの脅威さえなければ・・!)
おうち時間が増えてこれまで以上に考えたのは、一緒に暮らす小鳥たちのきもち。
毎日ケージに閉じ込められて、何てストレスフルな思いをさせていたんだろう・・。今の私は、まるで籠の鳥状態。三密を避けるために、好きな時に自由に買い物に行くこともままならない。朝昼晩と食べて寝るだけの自堕落な生活。このストレスたるや・・!
食っちゃ寝の繰り返しの毎日で、まるで正月太りのように太ってしまった・・(涙)
うちの子達は何も言わないけど、言わないんじゃなくて、私にダイレクトに伝えられないけれど、窮屈でストレスフルな思いをさせていたのではあるまいかと、自分の飼育法を顧みる日々。結果、これまでよりも放鳥時間を増やして小鳥達を自由に遊ばせるようになりました。
ウロコのみなみとも
セネガルのよっちゃんやゴンちゃんとも
ボタンズとも、時間の許す限り遊んでます♥
他の時間には、週一の買い物の度にオレンジやメロンなどフルーツを買ってきて、自家製の梅ジュースをベースにしてこんな感じのゼリーを作ってみたり(ああ、また太る)
友人の誕生日プレゼントにバッグを縫ったり、自分用にも新しいリュックを縫ったり、品薄のマスクを大量に縫って、友人やご近所、それと老人介護施設やホームレスの支援団体におすそ分けしたりしています。
そして「親鳥」の私は遂に重い腰を上げて、ウォーキングを開始しました。マスクつけているので汗まみれになるけれど、ダイエット開始。単に太っただけではなく、長い事家の中で動かずにいたので、本当に足腰がヤバい事になってきました(汗)。ただでさえ、足が悪くて萎えまくりの私なのだ。感染に気をつけて、三密を避けて、歩かなきゃ。
帰宅後は30秒以上の手洗いやうがいや顔洗いや、ついでにシャワーも徹底しつつ(あーやる事多いけど)、力まず適当な具合でやってます。
春が来て 今日も元気なインコ達
去年の春、我が家にお迎えしたウロコインコの陽(みなみ)が一歳の誕生日を迎えました。
こんなにチビ助だったみなみも一年経って
こんなに大きくなりました(^_^)
最近、みなみの大好物はバナナ。もともと好き嫌いなく何でも食べてくれる子でしたが、一歳になってますます色んなものに興味を示すようになってきました。
みなみは我が家で一番のお喋り上手。
小さな声で「みんちゃん おいで みんちゃん おいでよ」などとよく喋ってます。セネガルパロットやボタンインコも最近は、この子の真似をしてお喋りをするようになりました。セネガルは賢く物まねも上手なのですが、お喋りが余り得意ではないボタンズも「ピヨちゃん おいっいでよ~」などと一生懸命真似してます。そのヘタウマなお喋りがまたかわゆす・・💛
5歳になっても、わたしの目にはいつまでもヒヨヒヨの赤ちゃんに見えてしまう。空松&ツナ松兄弟も元気です。弟のおうちゃんがこの前の冬、残念ながらお★さまになってしまい、去年逝ってしまったイッチョちゃんも含めると、2013年~2014年生まれの雛きょうだい達も9羽から7羽に減ってしまいました。初めて我が家で生まれた子達だったので大変なショックでしたが、悲しんでばかりもいられない、我が家は大所帯。イッチョもおうも、今も飼い主の心の中で生き続けていますが、残ったお友達とはこれまで通り、仲良く触れ合いながら生活しています。
手乗り崩れのゴンちゃんも、最近は撫でて欲しい時にこんなポーズで催促してくるようになりました!みなみ同様、去年お迎えした四葉のよっちゃん(ベタ慣れのセネガル女子です)効果でしょうか。きっとそうに違いない(^_^)
セネガル女子のよっちゃん。
我が家に来て、やはり間もなく一年になる子です。11歳ですが、思ったよりも環境の変化にすんなり慣れてくれたようで安心しています。餌の切り替えもスムーズに出来て、今では皮つき混合餌とペレットを両方食べてます。ゴンと真逆でこちらはベタ慣れ女子。わたしが昼寝をしていると、ずーっとわたしの顔をぺろぺろ舐めながら小声でお喋りをしてくれます。た、たまりません・・💛
寒い冬もようやく終わり
東京では桜の見ごろも過ぎました。
冬の間に、残念ながら二羽のボタンズがお★さまになって虹の橋を渡っていきました。でも残ったわたし達は皆元気です。現在、ボタンインコ18羽、ウロコインコ1羽、セネガルパロット2羽、総勢21羽のインコ達。春を迎えてますます食欲アップ(飼い主も食欲アップで、慌ててダイエット開始!笑)。今日も飼い主は、小鳥達のおやつ(小松菜)を求めてせっせと自転車を走らせてこなきゃ 笑
21羽のお世話は楽なことばかりじゃないけど、この子達のお喋りや歌声を聞いていると、日々の疲れも吹き飛んでいきます。一羽一羽に性格があって、キャラクターがあって、飽きることのないインコ生活。
さあ、天気は下り坂だけど、今日も元気にいこう。