circaのインコ日記ヽ(^。^)ノ

インコ大好き、鳥大好き人のブログ

飼い主の気持ち

今朝、偶然この動画を見て心温まり、思わずポロリ。わたしはこれを見て、我が家の最年長ボタン、12歳の大のことを思いました。大好きだったお嫁さんのハル子がお★さまになった後、元気をなくして餌を食べなくなってしまった大。一時はハル子のあとを追っていってしまうんじゃないかと、心配でたまらなかった頃。体重は10g以上も落ち、今では痩せっぽちのお爺ちゃんです。相変わらずよく食べていますが、若い頃に比べるとやはり食欲は落ちました。老齢であちこち羽が抜け、片方の視力を失ってからは、飛ぶことも怖がるようになった大。羽の艶も褪せてしまったけれど、歳をとるごとに愛情は深まる一方です。動画の中のぱせりちゃんと、性別は違うけれどダブって見えます。
 


飼い主のきもち~インコへの手紙~ コザクラインコ ・ぱせり - YouTube

 
インコの多頭飼いは、想像していた以上に大変なことや心配事が多いです。楽しい事も多いけれど、急な病気や怪我に迅速な決断や対応を迫られる事もしばしば。この動画の子みたいに、産卵過多で体調を崩した女の子、うちにもいます。発情させない為の工夫は本当に難しいです。この飼い主さんもあらゆる手を尽くしたんだろうな。
 
我が家でも、来る日も来る日もケージの配置を変えて、小鳥が落ち着けない状況を作ったり、冬場の今はエアコンの設定温度を少し低めにしたり(寒すぎない程度に)、数日間ペアを別居させたりと、小鳥に敢えて軽いストレスを与える事もあります。獣医さんや友人のアドバイスを参考にしたり、自分でネットや本を読んで調べたり、とにかくありとあらやゆる工夫を試します。小鳥に過剰な精神的負荷がかからないよう気をつけながら、効を奏しない場合は即座に止めますが。
 
すでに29羽の大所帯の我が家では、残念ながらこれ以上小鳥たちに巣引きをさせてあげられないのが現状です。気の毒に思うけれど、可愛いからと言って、飼い主の力以上の事はしてあげられない現実もあります。ジレンマに悩む事も、飼い主としての至らなさを反省する事もザラです。
 
救えなかった命も、悲しい別れも何度もありました。でもやっぱり、わたしにとって小鳥たちは特別な存在で、家族で、友達。言葉が通じないので悪戦苦闘する事も多いけれど、何だかんだ言って今日も笑いの絶えない、鳥部屋の住人たちと賑やかな一日を過ごしています。