毛引き対策も鳥それぞれ

九州では大雨や洪水で大変な被害が出ていると聞きます。大地震に次いで追い打ちをかけるような自然の脅威に驚きつつも、正直、どこか実感が沸かないというのが本音です。梅雨らしい天気が続いているとはいえ東京は雨が少なくて、ダムの水位が下がり続けているせいかも知れません。まとまった雨も降らずに、深刻な水不足に直面している東京にいると、どの地域にもまんべんなく、適量が降ってくれればいいのにと思ってしまいます。

さて、毛引きナツの、最近一番のお友達。

それはタオル布団です。

こうやって写真で見ると、羽は綺麗に生えそろって見えますが、二ギコロして逆さにすると、お尻の辺りや背中の羽が結構抜けています。6月に入って蒸し暑くなってきたし、いい加減にタオル布団は暑いだろうと思って、この前タオルを撤去したんです。その翌朝目が覚めたら、ナツはごっそり羽を抜いてしまっていました! 初めは、どうして急にイライラし始めたのか分からずにいたのですが、まさかと思って再度タオル布団をケージに敷いてみたら、ナツの毛引きはピタっと止まりました。タオルにくるまれて眠っていると、ナツは安心するみたいです。気持も安定するようで、タオルを敷いておくと毛引きも殆どしなくなるので、今年は真夏になっても、タオル布団は敷きっぱなしにすることにしました(毎日洗濯が大変ですが 笑)。

くまモンの毛引きは、ウゴとケージを並べて置いておくことで止まりました。赤ちゃんの時からウゴに片思いをしているくまモンにとって、大好きな女の子の隣にいることは一番の安定剤みたいです。小鳥の毛引きは、心の病と言います。人間と同じで、その原因や対処法は、一羽一羽違うんだなあと実感しています。素人のわたしは日々こんな風に失敗を繰り返しながら、手探り状態ではありますが、小鳥達の気持と向き合っています。

一番末の空松達をかまう前に、まずはナツ父ちゃんに声をかける毎日です。鳥部屋に入ったら、誰よりもまずはナツをかまう。最近の決まり事になっています。構い過ぎても怒りますが、放っておき過ぎてもナツはムスっとします。機嫌が悪くなるだけならまだしも、目の前でこれ見よがし(?)に羽をむしってくれるので(トホホ)、とてもじゃないけどスルー出来ません笑

くまモンといいナツといい、手のかかる子ほど可愛いものです。

今日のおやつはリンゴ。季節外れで入手が困難になってきたけど、我が家の子達はリンゴが一番の好物なのです。梨が出てくるまでの間は、八百屋さんをはしごしてリンゴの調達が続きます。みんな朝から目の色を変えてリンゴに齧りつき、楽しそうにお喋りをしています。

空はどんより曇っているけど、我が家の鳥部屋は今日も賑やかです。西の大雨も早く止むといいですね。