アイドルは誰だっ!? 秋児vsイッチョ

昨日の夕方は数日ぶりに放鳥してあげられました。一昨日の夕方ばあちゃんの具合が悪くなって、外が真っ暗になるまでグーグー寝ていたので、鳥部屋では小鳥たちが不安そうに、暗闇の中でばあちゃんが来るのを待っていたのです。一つひとつのケージに毛布を掛けて温かくして寝かせるまで、小鳥たちには心細い思いをさせました。ヒーターもまだつけていなかったし、寒かったよね。ごめんよ、ばあちゃんの小鳥たち。

という訳で昨日はスタートは少し遅くなってしまったけれど、小鳥たちを思い切り遊ばせました ヽ(^。^)ノ

ついこの前まで人気No. 1アイドルの座に君臨していた秋児。それが昨日はおっとりイッチョの大どんでん返しがありました。気がつけば我が家の男性陣は、イッチョの後をくっついてキャッキャと飛び回っています。小鳥のアイドル界も中々シビアな様子。

当然秋児にしてみたら、これは面白くありません。この前まで若い男の子たちに囲まれていた元No. 1アイドルはおいてけぼりで、昨日は誰も口説きに来ないんですから。秋児はばあちゃんの手に乗ったまま離れず、そのくやしさをばあちゃんにぶつけます(痛いよあきじぃ・・ばあちゃん心の声) ・・。

同じくばあちゃんから離れないツナ松。秋児の不機嫌にビビってます ^^;

その内ツナ松は、おにいちゃんの空松を一生懸命探し始めます。ツナ松と空松はとっても仲のいい兄弟。空松は弟のツナ松をとても可愛がり、甘やかしています。そしていつも顔のあたりをくちばしでカキカキしてあげるのですが、それが度を越して、今ではツナ松の鼻の上のうぶ毛は殆ど抜かれてしまい、まだらに地肌が露出しています。

おにいちゃんがいなくて心細いツナ松。情けない顔してますね。兄妹の中でも一番子供こどもした子で、ツナ松は女の子を口説こうにも、気の強い女子ーズに「カッ！」と威嚇され、すぐにばあちゃんの懐に戻って来てしまいます。羽の色はお母さん似だけれど、性格はナツお父さんにそっくり ^^; 犬や猫がそうであるように、小鳥たちもよくよく観察していると、一羽一羽性格が違うんですよね。それぞれに個性があって、見ていて飽きません。

ケージと鳥部屋の掃除が終わる頃には、すっかり夜になっていました。籠の鳥とはいえ、なるべく自然に近い形で暮らして欲しいというばあちゃんの願いから、小鳥たちには日の出とともに起き、日暮れには眠る生活をさせています。

「さあ子供たち、そろそろ寝るよ～」

まだ遊び足りない子は中々言うことを聞かないけれど、すでに眠くなってきた子たちは、1羽、2羽と徐々にばあちゃんの元へ戻ってきます。そしてばあちゃんが抱っこして小鳥たちをケージに戻すのです。自分で帰れる子もいますが、若鳥たちとデレデレ子ちゃんたちは、「ばあちゃん抱っこ組」です ^^

「五松～、早くおいで～」

我が家の最強娘、実(マコト)はもう眠くて「ばあちゃん、はやく抱っこ」を、ギョロ目で訴えています ^^

小鳥の正面顔って、なんでこんなに変顔なんでしょうね・・^^;

こう見えても7羽の子を持つ父です^^; 幾つになっても甘えん坊のナツです。

こうして午後7時を少し過ぎる頃には、遊び疲れた小鳥たちは、ぐっすり眠りにつきました。写真は撮れなかったけれど、片目の視力を失った大ちゃんも、みんなと一緒に部屋の中を飛び回って遊びました。視力を失ったことで、大に対しては神経質になり過ぎていたばあちゃんですが、思い切って皆と一緒に遊ばせてみたら、嬉しい効果がありました。今まで一日中眠ってばかりで餌を殆ど食べなかった大が、この2週間で体重が2gも増えたのです！前回獣医さんに連れて行った時は、先生ともども「痩せたねえ」と心配していたのですが、やはり運動はいいですね。おじいちゃんでも、片目が見えなくても、大は飛ぶことを楽しんでいます。次に獣医さんに連れて行く時は、先生に嬉しい報告が出来るといいなと思っています。

そしてこの日記を書いている今も、鳥部屋からは楽しそうな小鳥たちのさえずりが聞こえてきます。日差しの暖かい、気持のいい土曜日ですヽ(^。^)ノ