年明け
コムこと小結(こむすび)がこの世を去って、二日寝たら年が明けました。
あれからずっと泣き暮らしていたかと言えば嘘になりますが、さっさと気持を切り替えられたかと言えば、それも無理でした。ただ呆然と一日一日をやり過ごし、紅白もロクに見ずに、年末年始は8時半には布団の中という毎日を過ごしていました。起きているとあれこれ思い出して辛くなるので、とにかくひたすら寝ていました。
今日は今年に入って初めて、そしてコムがお★さまになって初めて、鳥部屋で小鳥たちと一緒に笑うことが出来ました。
コムのお嫁さんのウリ子にも、長いこと寂しい思いをさせました。暮れに、コムの為に買った新しいケージはウリ子にあげました。今は毎日、陽のよく当たる場所で日向ぼっこをさせています。
元気のないバアチャンを、毎日じっと見つめていてくれた小鳥たち。
まるでバアチャンの気持を汲み取ったかのように、みんな大人しくなってしまった数日間でした。いつものように楽しそうなお喋りも鳴き声も聞こえてこない、静かな年明けになってしまいました。
今日やっと、みんなに笑いながら話しかけていたら、五松が久々にパタパタ、ピャ! を見せてくれました。
今日は大もバードベッドから出てきて、いつもより餌を沢山食べていました。
わたしが鳥部屋へ入って行く度に近づいてきて、わたしの話にププ、ププ、と鼻を鳴らしながら相槌を打ってくれました。大は、日差しの暖かさを誰よりも楽しんでいるように見えました。
ペン子と太一も、最近ケージ越しに仲良くしています。女の子同士、新たな友情が芽生えているのでしょうか。
ナツの下痢は、もうほぼ完治しました。唯一の救いです。
くまモンも元気にしています。今日は沢山甘えてくれました。
みんな、長いこと寂しい思いをさせてごめんね。バアチャンもう大丈夫だよ。
8年前に、我が家にお迎えした当初のコムです。
まだ生後2カ月くらいだったかな。血縁はないけれど、太一、ヒヨ、てつ、小結の四姉弟を一度にお迎えして、「団子四姉弟」と呼んでいた頃です。確かあの年は「団子三兄弟」っていう歌が流行っていました。コムは四姉弟の末っ子でした。
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コムとの思い出は、わたしの心の中でこれからもずっと生き続けていくでしょう。でも我が家にはまだまだお友達が沢山いるので、わたしも悲しんでばかりはいられません。小鳥たちがいてくれるおかげで、わたしは何だかんだ言っても元気に暮らしているのだと、改めて思った新年でした。
少し遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
今年も小鳥たちと、笑いの多い一年にしたいと思っています。