circaのインコ日記ヽ(^。^)ノ

インコ大好き、鳥大好き人のブログ

天国での会話

元:なあハル子ねえちゃん。

ハル子:なんじゃ。
元:最近暗いニューズが多いと思わねえか。犬の赤ちゃんが山にいっぱい捨てられて死んじゃったんだぜ。オレ悲しくてよ、 許せねえよ。な、ナズ爺。
ナズ爺:クゥ~ン、クゥ~ン・・。
ハル子:ハル子も悲しいだのよ。ハジメ、ハル子は腹が立っているだのよ。人間は他の命を何だと思っているだのよ。人間はぎょまんなのだわ。プンスコなのだわ。
元:ハル子ねえちゃん、『ごうまん』っていうんだぞ。
ハル子:そうじゃ、それじゃ。
ナズ爺:クゥ~ン、クゥ~ン・・。
元:でもよ、人間って変な動物だよな。人間が人間をころしたりもするんだぜ。自分のつがいとかよ、自分の赤ちゃんとかよ、ころしちゃうんだぜ。オレわっかんねーんだよな。
ナズ爺:クゥ~ン、クゥ~ン・・。
ハル子:ハル子にもわからんのじゃ。なんで人間はあんなにざんこきゅなのじゃ。
元:ハル子ねえちゃん、『ざんこく』な。
ハル子:そうじゃ、それじゃ。
ナズ爺:クゥ~ン、クゥ~ン・・。
カン助:に、にんげんはっ、おろか者なのだっ!
ハル子 & 元 & ナズ爺:そうじゃそうじゃ!
ハル子:ナズ爺が赤ちゃんの時に、ナズ爺をいじめて捨てたのも人間だのよ。それでナズ爺は野良犬になって、車にひかれて後ろ足の骨が折れちゃったのだわ。いっぱいいたいいたいして、さびしかっただのよ。
ナズ爺:クゥ~ン、クゥ~ン・・。
元:でもよ、ナズ爺を保健所から引き取ってくれたのも人間だろ。
カン助:に、にんげんには、いいのもわるいのもいるのだっ!
ハル子 & 元 & ナズ爺:そうじゃそうじゃ!
元:じゃあうちのばあちゃんはどうなんだ? ばあちゃん、今朝も『マッサン』見て『あさイチ』見てげらげら笑ってたぞ。
カン助:あ、あいつはのんき者なのだっ!
ナズ爺:クゥ~ン、クゥ~ン・・。
ハル子:ばばちゃんは放っておけばいいのじゃ。笑う機会なんてめったになんだから、笑わせておけばいいだのよ。
元:人間っていろいろあんのかな。むずかしい生き物だなあ。
ハル子:ハル子たちは犬や小鳥に生まれてきてしあわせだったのじゃ。
ナズ爺:ワン!ヽ(^。^)ノ
カン助:そ、そうだな。にんげんはおろかなのだ。自分で自分の生き方をふくざつにしてもがいてるのだっ。
ハル子 & 元 & ナズ爺:そうじゃそうじゃ!
ハル子:さあ、お天気がいいからハル子たちは遊ぶだのよー。
元:オレもう、びょうきじゃないからいっぱい飛べるぞ。ハル子ねえちゃんときょうそうだぞ!
ハル子:じゃあハル子はナズ爺の背中に乗って飛ぶだのよ。ハル子はまけないだのよー。
ナズ爺:(しっぽ)ブルンブルン!ヽ(^。^)ノ
元:ねえちゃんずるいぞっ!オレもナズ爺の背中に乗る~!
カン助:ぼ、ぼくも乗るらっ!
ナズ爺:(しっぽ)ブルンブルン!ヽ(^。^)ノ
ミカ:・・ダメよ。
ハル子:なにをしているのじゃ。ミカもいっしょに遊ぶだのよー。
ミカ:ヤメテ~!
ナズ爺:(しっぽ)ブルンブルンブルン!ヽ(^。^)ノ

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