カラーを着けられてコム災難、でも嬉しい変化が
毛引き症から自咬にまで悪化してしまったコム。
考え抜いた結果、今週初めにバアチャンは、コムにカラーをつけました。
コムのリアクションは・・
案の定大暴れ( ;∀;)
我が家のボタンズにカラーをつけたのはこれで2度目ですが、これをつけられて「はいそうですか」と大人しくしている個体はいません。
大好物の粟穂を与えてなだめようとするも
少しつまむだけで、あとはカラーを取ろうと必死のコム。
暴れに暴れて、大暴れのコムです(涙
この姿を予想していたので、バアチャンもギリギリまで悩んだんですけれどね。
それでもバアチャン、心を鬼にして、コムにカラーをつけたことのメリット・デメリットを見極めないといけません。コムのケージだけバアチャンの部屋に持ってきて、じっくり様子を見ること数時間。
半日と経たずにコムはぐったり( ;∀;)
餌も全く食べなくなってしまいました。
コムの場合、デメリットの方が大きいと判断したわたしは、コムの首から即座にカラーを外しました。
そして数日が経過。
コムは左足の裏を中心に自咬をしています。正直足はまだ噛むのですが、自咬というよりも、自分で噛んだ傷口が痛くて、同じところを繰り返し噛んでしまうという、悪循環のように見えます。鳥は傷口を『なめる』ことが出来ないので、『気になってまた噛んでしまう』んですね。
ただ救いなのは、コムは食欲が旺盛なので、体力はそれ程落ちていないことです。
毛引きで羽もないので痩せては見えますが、体重は意外とあります。
放鳥すると元気に飛び回って、他の子たちと一緒に遊びます。
昨夕は久しぶりに、現在別居中のお嫁さんのウリ子とも、互いの羽繕いをしていました。
現在別居中のコムの嫁、ウリ子です。今はウリ子も誰ぞの嫁、空児と同じ境遇なので、キングサイズのケージで一人暮らしをさせています。でも空児よりも寂しそうにしています(泣
・・誰ぞです・・笑
(本日のおやつ:小松菜です)
話がそれましたが、コムはひとまず、毛引きだけは止まったみたいです。お腹から下の方だけ、ふさふさの産毛がどんどん生えてきています! ちっちゃな変化ですが、これはコムちゃん、よく頑張りました。毎日生え続ける真っ白い産毛を見ながら、コムを褒めています。
「コムちゃん、お腹に産毛がたくさん生えてきたね。抜かなくなったんだね。偉いねえ」
でもコムはバアチャンを一瞥して
ケージの隅に逃げよります。
怒ってますね、この顔は( ;∀;)
我が家ではバアチャンがいつも携帯カメラを持って、小鳥たちの様子を撮影しようとするので、カメラを怖がる子は一人もいません。それどころかカメラを向けられると、大抵みんな、喜んで寄ってきます。実はコムも例外ではありません。
コムはすぐにケージ隅から、カメラを向けているわたしの方へ寄ってきてくれました。それでふさふさの産毛コムを正面から撮りたかったのですが、コムはチョコマカと動き回ります。正面撮りは全てブレてしまって、コムの横向きのアップだけかろうじて撮れました。
ちょっと分かりづらいですね。コムの下腹部の方に、白い産毛とコバルトの新しい羽が大分生えてきているのですが・・。
同じ写真のエフェクトを変えるとこんな風になります。
この写真を見ると、産毛が生えてきた喜びと一緒に、やはり足についた無数の傷口が痛々しいです。このエフェクトだと、肌の露出した部分がやけに赤く浮き出るので、お腹や首回りも痛々しく見えますが、この辺りはコムは自咬していません。不幸中の幸いです。
コムの毛引きはもう何年も続いていて、この前ナツが飲んでいたのと同じ、シロップで味付けをした飲み薬から始まり、更にはもっと強い錠剤の安定剤を処方して貰い、先生の指示通りにそれをすり鉢で細かくすりつぶしたものを餌や水に混ぜて、長い間飲ませていました。でも残念ながら期待通りの効果はなく、毛引きがある程度落ち着いてきたところで投薬治療も一時中止になり、現在に至ります。
ひとまず今は、コムのケージから糞きり網を取り外してあります。糞きり網の上を歩くのも、この足裏の傷では相当痛むでしょうから。そして止まり木も全て取り払いました。この足では止まり木に止まるのも痛いでしょう。代わりにケージ底に新聞紙を厚めに敷き、その上にコットンのお布団を敷き(毛が少ないのでコムは他の子よりずっと寒がりです)、天井からはバードベッドを吊るしています。
それ以来、コムは肌触りがよくて爪に引っかからない綿お布団の上で大人しくくつろいでいます。これなら立っていても、足の裏はさほど痛まないようです。左足を持ち上げて、一本足で立つこともなくなりました。
そしてコムの気が紛れればと思い、縄のおもちゃもぶら下げてみました。コムはこれを気に入った・・というか、ストレス発散の対象にし始めたのか、よく齧っています。このおもちゃを齧って気を紛らわし、自然と自分の足を噛まなくなってくれるといいなと思っています。でも近い内にまた、久しぶりに先生の所へ行ってみようね、コム。
今日はコムちゃんの痛々しい写真が多くなってしまったので、インコ日記の最後は我が家の末っ子たちの元気な姿で終わりますヽ(^。^)ノ