circaのインコ日記ヽ(^。^)ノ

インコ大好き、鳥大好き人のブログ

動物のお医者さんへ

今日はボタンズ4羽を連れて獣医さんへ。患畜はナツ、五松、ヒヨの3羽だったのですが、人慣れしていない上にとても臆病なヒヨが心配だったので、お嫁さんの太一(名前が男名なのでややこしいのですが)に付き添って貰って、計4羽のボタンズを連れて行ってきました。

 

まずはナツ。最近水便が止まりません。ナツには飲み薬が処方されました。今日病院へ連れて行った中で一番獣医さん慣れしているナツは、体重を測って貰った後サッとキャリーから逃げ出して、先生の肩に止まってじっとしていました笑 先生と遊びたそうにしているナツを見て、先生も看護婦さんも大笑いです。

 

先生がそっと手を出すと、ナツは大人しく先生の指に止まってきました。

「ナッちゃんはちょっと心の弱い子でしたよね」ナツをキャリーに戻しながら先生が言います。

「そうなんです。家にいる子の中で一番精神面の弱い子なんです」とわたし。

実際、空児とつがいだった二年前よりも、体重が10gも減ってしまったナツ。復縁を願って何度も空児とお見合いをさせてきましたが、空児の気持がナツに向けられることはもうありません。ナツに襲いかかる空児を見て、今はもう二人を一緒にするのは止めました。ナツはそれでも空児が大好きで仕方がないのですが、流血騒ぎになんかなったら元も子もないですからね。ナツの悲しそうな顔を見ていると心は痛みますが、こればっかりはどうしようもありません。

 

五松は動かなくなった指を診て貰いました。治らないと分かっていても一度きちんと診て貰いたかったので、今日は五松にとって二年ぶりの獣医さんでした。

 

「五松ちゃん、大きくなったねえ~」と先生。そうなんです。前回五松を連れて行った時は、この子はまだ生後二週目に入ったばかりの雛でしたから。先生が五松の足指を一本ずつ、細長い棒のような器具で触ると、神経が通っている指は全て反応します。問題のない左足では、その棒をギュっと握ったりもしていました。けれど壊死した二本の指に反応は全くありません。棒で軽く突かれても、五松は暴れることもなくじっとしているだけ。でも幸いなことに血行だけはよくて、爪も動かない指も血色がいいと言われました。

 

でも壊死した指も、五松の一部。これがこの子の個性なのだから、ありのままでいいやと、先生の話を聞いていたら気持が楽になりました。

 

そしてヒヨ。写真右のルリコシボタンの男の子です。これは昨日撮った写真ですが、この通り嘴が伸びすぎていました。これまではわたしがハサミやヤスリで切っていたのですが、今回は伸びた部分がいつもより太くなってしまい、自分で切るのが流石に怖くなり、先生の所へ連れて行きました。やっぱり獣医さんにカットして貰う方が、安全だし綺麗に切って貰えますね。わたしが切る時はいつも、ヒヨはこの世の終わりみたいな大声を張り上げるのですが、今日は嫌がりはしたものの至って静かでした。当たり前なんですが、先生はわたしなんかより遥かに手際よくサッと切ってくれます。医療用の器具も揃っているので、安心感が全然違いますね。今度からは嘴が伸びたらちゃんと先生の所でカットして貰おうと、心を入れ替えたバアチャンでした。

 

ただ可哀想だったのは帰宅後でした。今日獣医さんで一番怖い思いをしたヒヨ。バスに揺られての慣れない外出も、この子にとってはかなり疲れたのでしょう。家に帰ってからは大好物の粟穂も食べずにずっと眠っていました。

 

ヒヨに付き添ってくれた太一もヘトヘトに疲れちゃったね。でも太一のおかげでヒヨは心強かったと思うよ。ありがとうね。

 

次回獣医さんに行く時は、ヒヨは午後に連れて行こうと思いました。そうれば、帰宅後間もなく就寝時間になるので、そのままぐっすり寝かせてあげられます。帰宅してから夜眠るまで、殆ど餌を食べずに寝ていたヒヨを見ていて気の毒になりました。大人しくてやさしい子ですが、手乗りではないのでわたしの手も怖がります。それが慣れない獣医さんとなれば(しかも嘴カットだし)尚更この子にとっては怖いだろうし、減らせるストレスは極力減らしつつ、病院へ連れて行くよう配慮しなきゃいけないなと思った一日でした。

 

長い一日も何とか無事に終わりました。処方された薬をお利口に飲んで、ナツはこたつで寝ています。大事をとってヒヨも太一も五松(と同居人のウグイス)も、今夜はこたつで寝かせました。ナツは今は毎日のようにわたしの部屋へ連れて来て、飛行練習中のペン子とさりげなくお見合いをさせています。二人の今後は気長に見守っていきますが、もしかしたら、もしかするかも知れません笑

 

その話はまた今度にして、今日はみんなお疲れさま。

明日はバアチャンが人間の病院の番です。

年の瀬は何かと気忙しいですね。