circaのインコ日記ヽ(^。^)ノ

インコ大好き、鳥大好き人のブログ

事故の一歩手前

肝が冷えることが、今日は二回続きました。

 

最初は五松でした。

いつものように鳥部屋へ行って、小鳥たちに話しかけていた時のこと。みんなはしゃいでわたしのカメラに近寄ってきます。バードベッドの上で日向ぼっこを楽しんでいた五松も、わたしの方へ飛んで来ようとしました。その時、ベッドの小さなほつれから出ていた細かい糸に、五松の不自由な方の指が絡まってしまったのです。五松は必死で、もつれた糸から指を離そうとします。でも悲鳴を上げるでもなく、大暴れするわけでもないので、わたしは一瞬気付くのが遅くなりました。ハッと気付いて五松を助けようと思った瞬間に、糸は五松の指からするっと外れました。

 

五松の指、無事で良かった。ヒヤリとした一瞬でした。

 

そして次はイッチョでした。

夕方、鳥部屋の掃除をしていた時のこと。昨日はわたしの具合が悪くなってしまい、ケージ底の新聞紙を取り替えることが出来なかったので、今日は昨日の分もせっせと新聞紙を取り替えていました。小鳥たちに話しかけていたとはいえ、わたしはずっと下を向いていました。それで五松の時より気付くのが遅くなってしまったのですが、イッチョの足指がケージの天井部分と胴体部分のつなぎ目に引っかかってしまったのです。

 

これは昼間撮った写真ですが、イッチョが指で掴んでいるこのつなぎ目です。この細い隙間に指が挟まってしまったのです。これは五松の時より痛そうでした。驚いたわたしは急いでイッチョが暴れないように手で抑え、もう片方の手でケージの隙間をこじあけました。イッチョは痛みと恐怖の余り、鳴き声ひとつあげません。すぐにイッチョを抱き上げて、挟まっていた指を調べました。幸い外傷はなく、出血もありませんでした。人差し指で軽く触れると、イッチョは挟まっていた方の指でしっかりわたしの指を握り返しました。骨折も免れたようです。あの状態で(おそらく)無傷だったのは、不幸中の幸いでした。

 

ほんの数分とはいえ指が挟まれていたのだから、多少の痛みは残っているかも知れませんが、夜中にそっと様子を見に鳥部屋へ入って行くと、イッチョは秋児と顔をくっつけてベッドの中で眠っていました。明日の朝もう一度詳しく見てみますが、ひとまず安心しました。

 

今日は五松の時もイッチョの時もわたしが目の前にいたから発見が(まだ)早かったけれど、もしも留守中にこんなことが起こっていたらと思うと、肝が冷えます。特にイッチョの時は怖かったです。いつもはあんなにお喋り好きな子が、今夜は黙って、眠る直前までわたしの手の中で怯えていました。

 

五松、イッチョ、もっと早く気付いてあげられなくてごめんね。でも二人とも大事に至らなくてよかった。

イッチョと秋児はひとまず、明日は別のケージに引っ越してみようか。今までは気にも留めなかったこの小さな隙間が、今は怖く感じます。そしてイッチョや五松だけじゃなく、みんなのケージやベッドのほつれを再点検するからね。

 

ニアミスのこういう事故は、残念ながら我が家では初めてではありません。気をつけて見ているつもりでも、小鳥と長く暮らしていると、今日のようなことはたまに起きてしまいます。命を預かる飼い主として、改めて気を引き締めなければと思う出来事でした。

 

そしてこんな時、わたしは飼い主としての至らなさを痛感するのです。