インコの気持
何せ我が家は多頭飼いの大所帯。
病気の子もいれば、元気があり余っている子達もいます。
かたや絶対安静、かたや運動不足と、まとまらない事だらけです。
先週はマコトの通院や自分の通院で家を空けることが多かったので、中々放鳥する時間が取れず、遊びたい盛りの若者達は欲求不満な顔をしていました。バアチャン、本当は泥のように眠っていたかったけど、みんなの喜ぶ顔見たさに夕方から(病気の子以外を)放鳥開始。その間、バアチャンは休憩を挟みながらケージの水洗いに精を出しました。
空松の嬉しそうなこと。飼い主にだけ分かることなのでしょうが、この顔はまさしく笑顔です笑
ツナ松はお兄ちゃんよりもっとはしゃいでいました。
イッチョや秋児は、終始わたしの肩や腕に止まったまま離れません。どうもわたしのことをお婿さんだと思っているらしいんです、この姉妹は。特に秋児はわたしの指に止まって、嬉しそうに歌を歌ってくれました。
マコトはケージの中で、お友達が楽しそうに遊ぶ様子を眺めていました。今日も発作は起きずにホッとしました。以前よりずっと疲れやすくなって、眠っていることが多くなりましたが、苦しまないでいてくれるのが唯一の救いです。今日は薬が入っている水差しに頭だけ突っ込んで、水浴びをしてしまいました笑 水浴びも禁止な上に、薬の濃度を一定に保つ為に、水は20mlしか入れてないのに。頭だけびしょ濡れになって、それでもマコトは気持良さそうな顔をしていました。
病気ではないけれど、飛べない小小も放鳥時には外へ出て来ません。小小とおじいちゃんの大は時々、わたしの部屋へ連れて来て、他のお友達とは別に遊んでいます。最近はマコトの心臓といいナツの毛引きといい、8歳になる我が家の子達に、嬉しくないことが続けざまに起きています。小小もマコト達と同じ、2008年に我が家にお迎えした子なので、今年で8歳。気をつけて見守っていかなければと、最近思う子の一人です。
小小達とほぼ同年代のうた&健坊ペアも、何処が悪いという訳ではないのですが、最近は随分と落ち着いて来ました。放鳥すると以前は、わたしが抱き上げるまでケージに戻りたがらずに飛び回っていた子達ですが、最近はさっさと自分達でケージに戻って、寝支度をするようになりました。うたは、今は亡きハル子と同じショップからお迎えした子(そのショップも今はなくなってしまいましたが)。体格の良さといい(メタボです)性格といい、ハル子に生き写しの女の子です。わたしは「うたとハル子は同じ親から生まれた、実の姉妹に違いない」とひそかに信じています・・笑
ナツも、最近は随分と表情が変わってしまいました。相変わらず甘えん坊で泣き虫で、放鳥中も何かあるとすぐにわたしの所へ飛んで来て離れない子ですが、イライラしている時の顔は、これまで見たことのないような険しい表情になります。
これは我が家の毛引きの子全員に共通の特徴なのですが、顔つきや表情が一目で分かる程変わるのです。そして、甘噛みしかしなかった子達が毛引きを境に、もの凄い力で噛みつくようになります。今は亡きカン助もコムもそうでした。くまモン(は元気です)も今はまた落ち着いて、表情も柔らかくなりましたが、毛引きが酷い時は性格まで変わってしまったかのようにキツくなり、イライラした風にいつも嘴をキュリ、キュリと鳴らしていました。
ナツの毛引きはもう、自咬にまで悪化しなければいいです。多少羽がまだらに抜けていても、無事に生きていてくれたらそれで十分。それよりも、ナツの笑顔を取り戻す為にわたしは何が出来るだろうと、この頃はそのことばかり考えています。
↑↑ 偶然今日、こんなサイトを見つました。長年小鳥達と暮らしてきて、それなりに小鳥のことは分かっているつもりになっていたけれど、時々読み返してみるのもいいものですね。飼い主として忘れかけていたことに、改めて気付かせてくれます。小鳥達のおかげで、どんなに辛い時も悲しい時も、慰められ、励まされて来た飼い主です。だからわたしもこの子達の気持に寄り添い、支えていきたいと思うのです。小鳥も人間と同じで、身体の健康だけではなく、心の健康もとても大事なんですね。
