危機意識のない籠の鳥

我が家の周辺では、昨日から蝉が鳴き始めました。梅雨もまだ明けていないというのに、連日のこの猛暑。家の近所では昨日の正午、気温が40度を記録したと今朝のテレビで言っていました。これじゃ蝉も土から出て来る訳ですね。

さて、当然のことですが、我が家の小鳥達は皆、籠の鳥です。飼い鳥だからある程度は仕方のないことですが、この子達、野生の本能というのがホント、希薄なんです。

この季節、野生では鳩やカラス、スズメやツバメなどのベビーラッシュのようです。雛に食べさせる餌を求めて、親鳥達が飛び回っている姿をよく見かけます。家の鳥部屋も賑やかですが、窓の外も毎日賑やか。今年は特に、数年ぶりにこの辺りでスズメが孵化したので、可愛いスズメの親子を見かけることも時々あります。一昔前は当たり前のようにいたスズメが、この町から姿を消してもう随分経ちます。だから今年は、小さなスズメの親子が餌を探してベランダにやって来てくれるのが、わたし達の喜びの一つです。

去年の今頃は、我が家のベランダでも鳩の雛が二羽、生まれたっけ。懐かしい思い出です。みんな元気かな。

スズメが来ても鳩が来ても、嬉しそうにピヨピヨ鳴いて歓迎する我が家の小鳥達。フレンドリーなのはいい事ですが、これが時々、困った事にもなるのです。だって飛んで来る野鳥の中には、カラスもいますから・・(汗

カラスが大声で鳴きながら家のベランダすれすれのところまで飛んで来ても、危機意識のない小鳥達は、カラスに負けないくらいの大声で大合唱。自分達が狙われている事など、まるで分かってません。ピヨピヨとはしゃいでお出迎えしてます( ;∀;)

天敵さえ友達と思い込む、のどかな籠の鳥達よ( ;∀;)

飼い主だけがベランダで仁王立ちして、カラスに応戦する毎日です。空のCD-ROM、今年も夏の間だけベランダに下げておかなくちゃ。賢いカラス達はもう、光り物すら警戒しなくなって来ているのですが、今年も大事な小鳥達の為に、何か策を練らなければなりません笑