ブルーハーツを口ずさみながら走る
次から次へと台風が来てはここいら辺の細木をなぎ倒して行く季節です。夏も終わりに近いなあと実感します。夜になると鈴虫が鳴き始めました、うちの周りでは。
缶コーヒーのCMだったか、ブルーハーツの「リンダリンダ」の替え歌をタレントさん達が歌っているのを見て、久しぶりにブルーハーツを聞きたくなり、YouTubeであれこれ曲を探しては一緒に歌う毎日。今日は日課の自転車乗り(一応運動のつもりです)に出掛けた時は、自転車を走らせながら「情熱の薔薇」を小声で口ずさんでいました。
高校生の頃よく聞いていたっけ、彼らの歌は。
友達とアルバムを交代で買って、カセットテープにダビングして交換し合って、テープが伸びるまで聞いたもんです。CDもMP3もなかった青春時代には、お小遣いも少なく、一人で好きなアーティストのアルバムを全部揃えることなど出来なかったなあ。50を過ぎた今でも、ブルーハーツを聞くと気持だけは高校生に戻れるんですね。というかまあ、あの頃と中身はさして変わっていない、成長したのか自分?というのが本当のところかな 笑
なんだかもやもやとした気分が、おかげで晴れました。
久しぶりに神田川沿いを走ってみたけど、水かさはさほど増していなかった割に泥水が混ざりこんでいて、川沿いの細道の臭かったこと・・。下流の方の、比較的水が綺麗な所だけ写真に収めたけれど、実は鼻が曲がりそうな匂いがしてました。急いで走り抜けようにも、川沿いの道は延々と続いているので、異臭を嗅ぎながら綺麗な景色を眺めるのは結構しんどかった(汗
いつものように川辺で水分補給をしながら一休み・・でも見た目と違って匂いだけはすさまじい今日の川辺。ゆっくりカメラを構える気持の余裕も消え失せ、とっとと退散しました。ブルーハーツを歌いながら。
鳥を見つければ自転車を止めてサッとシャッターを切ってしまうのは、鳥好きの性でしょうか。
家に帰ればピーピーと大泣きしながら飼い主を待っていてくれる愛しい小鳥達が出迎えてくれます。
本当はかまって欲しいのに、素直になれない子もいます 笑
「おいで おいでよ」を繰り返し小声で喋るウロコインコのみなみ。我が家にウロコはこの子だけなので、呼び泣きも殆どせず、とても大人しい子です。
大きなお友達が怖いボタン達は、時間をずらして遊ばせます。秋児の嬉しくて大はしゃぎのダンスです♪
秋児の姉の銀杏(イッチョちゃん)が、この春突然お★さまになりました。余りに突然で悲しい出来事だったので、今はこれしか書けません。病死だったけど、銀杏亡き後、秋児の寂しがりようは見ていて胸が詰まる思いでした。
台風が去ったばかりで、まだ時々小雨がぱらついていた今朝の公園。人気は殆どなく、大雨に濡れたベンチをハンカチで拭いて座りました。自販機で買ったソーダを飲みながら「永遠なのか 本当か 時の流れは続くのか・・」と、自問するように歌ってました。
「涙はそこからやってくる 心のずっと 奥の方」
銀杏を思い出す度に、今でもこんな気分になります。
「なるべく小さな幸せと なるべく小さな不幸せ なるべくいっぱい集めよう そんな気持 わかるでしょう」
すっごくよく分かります、はい。
最近、こんな気持になることが多いのです。
小鳥達もわたしも、元気なんですけどね。
歳のせいでしょうか。
それとも暗いニュースが多過ぎて、飼い主は少々疲れているのでしょうか。それは分からないけど、ブルーハーツを聞くとひとまず、元気が出るんです。