circaのインコ日記ヽ(^。^)ノ

インコ大好き、鳥大好き人のブログ

さよならヒヨちゃん

一昨日、ヒヨがお★さまになりました。

 

いつものように放鳥して、みんながケージから出てきて、わずか5分後の出来事でした。ヒヨの最期の時は何の前触れもなく突然、やって来ました。

 

エアコンのコードを小鳥達が噛まないように、わたしは、100円ショップで買って来たコードプロテクターを取り付けている最中でした。その時、部屋の隅から「ピ、ピ、ピ」と誰かが鳴く声が聞こえました。今まで聞いたことのないような声で三回、ハッキリと聞こえました。聞きなれない鳴き声に胸騒ぎがして振り返ると、鳥部屋の隅に、小鳥達の大半が輪を作るように集まっているのが見えました。台座を下りて急いで声のする方へ行くと、小鳥達の輪の隅に、ヒヨがぐったり倒れていました。あのか細い声の主は、ヒヨだったのです。倒れ込むヒヨを、みんながじっと見守っていました。

 

何が起きたのか、確かな事は今でも分かりません。お友達と喧嘩をした風でもなく(身体中くまなく調べましたが、外傷や出血や腫れなどは、一切ありませんでした)、壁に強く激突した訳でもなさそうでした。わたしの想像ですが、まるで心臓発作でも起こしたようでした。目の前で倒れているヒヨを抱き上げ、急いで心臓マッサージをしました。でもヒヨが息を吹き返すことは、二度とありませんでした。わたしはヒヨを抱いたまま、半狂乱になりました。さっきまで太一と一緒に餌を食べ、粟穂を食べて遊んでいたヒヨが、一瞬にこの世を去ってしまうなんて・・。思いもよらない出来事に我を失い、取り乱したわたしは大声で泣き叫び、他の小鳥達を怯えさせてしまいました。

 

昨日は一日中、ゴン以外は誰も殆ど鳴かず、鳥部屋の中はお葬式のような重い空気に包まれていました。もう叫びこそしなかったけれど、ヒヨのことを思い出すと泣けてきて、いつもは小鳥達の前では絶対に泣かないと決めているわたしが、ずっと鳥部屋で泣いていたからです。小鳥達はいつもと違うわたしの様子を敏感に察知して、遠巻きに見ていました。目をキョロキョロさせて、みんなが不安そうにわたしを見ていました。「驚かせてしまってごめんね」とみんなに謝ってそっと手を出すと、イッチョや秋児達が手に止まってきて甘えてくれました。

 

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ヒヨを我が家にお迎えしてから、9回目の春でした。去年の暮れにお★さまになった小結と、太一とてつと4羽、団子四姉弟として我が家にお迎えした日のことが、今でも鮮明に蘇ってきます。四姉弟の一番上のお兄ちゃんだったヒヨ。雛の時から太一のことが大好きで、いつも可愛がってくれました。つがいになってからもヒヨと太一はずっと仲が良くて、何をするのもいつも一緒でした。太一はヒヨの亡骸を見た時、わたしより取り乱して大声で泣き続けました。普段は大声を出さない、とても大人しい子なのに。

 

ヒヨちゃん、9年という歳月は、あっという間に過ぎてしまいました。本当はもっとずっと、ここに居て欲しかった。でも悲しみよりも今は、ヒヨにありがとうと伝えたいです。ヒヨちゃん、この家の子になってくれて、ありがとう。コムや他のお友達と一緒に、いつもこの家を明るく照らしてくれて、本当にありがとう。コムに次いで、団子四姉弟の男の子がまた一人、逝ってしまいました。団子四姉弟 - わたしが初めて里親としてお迎えした子たち - も、今では太一とてつの、女の子二人だけになってしまいました。

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ヒヨちゃん、今は悲しいさよならだけど、いつかまたみんなで、世界の向こう側で会おうね。

 

ハル子、ハジメ、ミカ、カン助、コム、ペン子、みんなみんな、ヒヨちゃんと向こうの世界でも仲良く、元気で遊んでいてね。バアチャンはまだまだ、残されたお友達と一緒に頑張るからね。