circaのインコ日記ヽ(^。^)ノ

インコ大好き、鳥大好き人のブログ

五松 指の変形

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二本の指が内側に丸まっている、五松の右足。気にしても仕方がないと思いつつも、動かない二本の指にどうしても目に留まってしまいます。この指を見る度に胸が痛みます。

 

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なんせ初めて我が家で孵化した雛で、しかも(以前にも何度か書いていますが)生後2日目には親鳥から育児放棄された五松とは、目も開いていない頃からの付き合いですから。この子の母、空児は、五松に先天性の障害があることをいち早く見抜いて、生き延びる確率が低いと判断して育児を諦めたのかな。そんなことを今でも時々思います。他の4羽の雛たちを無事に育て上げる為に、生存率の低い雛は捨てる。一度に5羽も生まれる雛を育てることは、親鳥にとっても命がけです。厳しい現実ですが、自然界ではこれが当たり前なんですよね。

 

ともかく、五松の動かない指が不憫でたまらず、この頃毎日五松を抱っこして、動かない指に軽い刺激を与えています。刺激と言っても、二本の指をそっと握ったり開いたり、そんな程度ですけれど。ダメでもともとと思いながら、毎日これを繰り返しています。五松は嫌がるそぶりもみせず、わたしの手も怖がらずに大人しくしていてくれます。

 

力の入らない指がわたしの指を握り返すことはないんですけれどね。

 

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でも、五松よりもっと重度の障害を持つ小小だって、こんなに元気でいてくれるし、五松の指だってあの子の個性。それはそれでいいじゃないか。そんな風にも思います。

 

結局痛々しいと思っているのはわたしだけで、当の本人たちは自分を憐れむでもなく、いたって元気なんですよね。小小もそうだし五松もそう。自分の境遇を嘆いたり悲しんだりはしていないんです。身体の不自由を不憫だと思うのは、人間のわたしの勝手な思い込みで、そんな発想しか浮かばない自分が愚かに思えてきます。こんな色眼鏡で見てるんじゃ五松や小小に失礼だなと、人間バアチャン、大いに反省です。

 

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2年前の懐かしい写真が出てきました。まだ孫っ子たちが挿し餌を食べていた頃です。少しずつ飛べるようになってきた五松は、他の兄妹同様、とても嬉しそうでした。この時も誇らしげにピュ~ンと飛んで部屋を一周してから、雛用の餌を食べにやって来ました。そして

 

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イッチョ姉ちゃんの背中に着地( ;∀;) 大人しくご飯を食べていたイッチョ、びっくり仰天です( ;∀;)

 

youtu.be

雛の頃の五松はきょうだい一のヤンチャで、きょうだい一おっとりのイッチョの背中をしょっちゅう踏んづけていましたね、そういえば( ;∀;)

 

不自由を可哀想と思う必要はないけれど、指の変形が少しずつ悪化しているように見えるのは事実なんです。それが心配なので、近々また獣医さんの所へ行ってみようかね、五松。小小も前回健康診断に連れて行ってから、随分と体調が良くなったし、五松も先生からいいアドバイス貰って来ようね。